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外気（隙間風）による負荷（qo）
外気（隙間風）による負荷（qo）は次式の計算で求められます。
qo= qos+ qol
qos=ρ・Cp・V/3600・（to‐ti）≒0.33・V・（to‐ti）
qol=ρ・1000・r・V/3600・（xo‐xi）≒833・V・（xo‐xi）
qo 外気負荷〔W〕
qos 外気による顕熱負荷〔W〕
qol 外気による潜熱負荷〔W〕
ρ 空気密度（≒1.2kg/m3）
Cp 空気の定圧比熱（1000J/kg・K）
r 水の蒸発潜熱（≒2500kJ/kg）
V 外気量〔m3/h〕
to 外気の乾球温度〔K〕｛℃}
ti 室内空気の乾球温度〔K〕｛℃}
xo 外気の絶対湿度〔kg/kg`〕
xi 室内空気の絶対湿度〔kg/kg`〕
顕熱比（SHF）=顕熱負荷／顕熱負荷＋潜熱負荷
送風量
V=3600・qSH / Cp・ρ・⊿t ≒ qSH / 0.33・⊿t
V 送風空気量〔m3/h〕
qSH 室内の顕熱負荷とダクトの負荷の合計〔W〕
Cp 空気の比熱（≒1.006）〔J/（kg・K）〕
ρ 空気の密度（≒1.2）〔kg/m3〕
⊿t 室内空気とコイル出口空気の乾球温度差〔℃〕
一般的に⊿tは10℃～11℃程度にとる事が多いです。
概算的には、V=qSH / 3 と考えてOKです。
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