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火気使用室の必要換気量
火気使用室の必要換気量
開放式燃焼器具等を用いる室に換気扇を設置する場合において室内の酸素濃度を建築基準法施行令で定められている20.5%にとどめるには、大気中の酸素濃度は21%なので必要換気量Vは次式の計算で求められます。
V=K/0.21‐0.205=0.21・Lt・Q/0.005=42・Lt・Q
V 必要換気量〔m3/h〕
K 酸素濃度〔m3/h〕
Lt 理論空気量〔m3/kg〕、又は〔m3/m3〕
Q 燃料消費量〔kg/h〕又は〔m3/h〕
器具の完全燃焼を維持する観点からは、必要な空気量を供給しなければなりませんが、この時の実際に必要な単位燃料あたりの空気量は次式の計算式で表します。
V=m・Lt
V 空気量〔Nm3/kg〕、又は〔Nm3/Nm3〕
Lt 理論空気量〔Nm3/kg〕、又は〔Nm3/Nm3〕
m 空気比(概算値)
固体燃料のとき m=1.5(石炭ストーブだき)
液体燃料のとき m=1.25(石油だき)
気体燃料のとき m=1.1(ガスだき)
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