必要換気量の計算式

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必要換気量の計算式

必要換気量の計算式

 

◇発熱量
室内熱源からの発熱量
V=Hs/0.33(ti‐to){=Hs/0.3(ti‐to)}
  V  必要換気量
  Hs  発熱量(顕熱)〔W〕
  ti  許容室内温度〔℃〕
  to  導入外気温度〔℃〕

 

 

◇水蒸気量
室内に発生する水蒸気
V=W/1.2(xi‐xo)
  V  必要換気量
  W  水蒸気発生量
  xi  許容室内絶対湿度〔kg/kg′〕
  xo  導入外気絶対湿度〔kg/kg′〕

 

 

◇有毒ガス
室内燃焼物からの有毒ガス、室内容器からの有毒ガス
V=M/C‐Co
  V  必要換気量
  M  有毒ガス発生量〔m3/h〕
  C  許容濃度〔m3/m3〕
  Co  導入外気のガス濃度

 

 

◇喫煙量
その室の喫煙量
V=M/Ca=M/0.017
  V  必要換気量
  M  喫煙量(紙巻タバコ1g/本、普通喫煙の燃焼速度5.4g/h)60%質量を喫煙すると考える〔g/h〕
  Ca  1m2/hの換気量に対し刺激を限界点以下抑え得る許容タバコ燃焼量0.017〔g/h〕〔m2/h〕

 

 

◇じん埃
その室の発じん量
V=M/C‐Co
 全外気導入の時
  V  必要換気量
  M  じん埃発生量〔個/h〕、又は〔mg/h〕
  C  許容じん埃濃度〔個/m3〕、又は〔mg/m3〕
  Co  導入外気のじん埃濃度〔個/m3〕、又は〔mg/m3〕

 

 

◇室内燃焼形器具
ガスストーブ、石油ストーブなどで煙突がない場合
V=M/C‐Co
  V  必要換気量
  M  酸素消費量〔m3/h〕
  C  外気酸素濃度〔m3/m3〕0.21m3/m3
  Co  限界酸素濃度〔m3/m3〕0.205m3/m3

 

 

◇居室の換気量
居室の換気量は次式の計算で求められます。
V=20・Af/N
  V  有効換気量〔m3/h〕
  Af  居室の床面積〔m2〕
  N  一人あたりの占有面積〔m2〕

 

 

 

 

 

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開口面積の求め方
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火気使用室の必要換気量
開放式燃焼器具等を用いる室に換気扇を設置する場合において室内の酸素濃度を建築基準法施行令で定められている20.5%にとどめるには、大気中の酸素濃度は21%なので必要換気量Vは次式の計算で求められます。
ガラリの設計
ガラリの設計には、給排気共に、装置のON-OFF時にガラリより雨水、雪、虫などが入らないように考慮しなければいけません。また、排気においては風向きを考慮しないと排気能力が減少する事があります。