空調機の受け持つ室内顕熱負荷と送風量の関係

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空調機の受け持つ室内顕熱負荷と送風量の関係

空調機の受け持つ室内顕熱負荷と送風量の関係は次式で表します。

 

V=3600・qSH / Cp・ρ・(tR‐tD

 

  V    空調機送風量〔m3/h〕
  qSH  冷房室顕熱比〔kW〕
  Cp   空気の比熱(≒1.006)〔J/(kg・K)〕
  ρ    空気の密度(≒1.2)〔kg/m3〕
  tR   室内温度〔℃〕
  tD   室内吹出し空気温度〔℃〕

 

 

 

 

 

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必要冷却能力及び除湿能力の計算式
必要冷却能力及び除湿能力の計算式について紹介していきます。
必要加湿能力計算式
必要加湿能力は次式の計算より求められます。 風量(m3/min)×60×絶対湿度差(kg/kg(DA))×空気密度(1.2kg(DA)/m3)
冷却コイル容量
冷却コイル容量は字式の計算で求められます。 qCT=1000/3600・V・ρ・(h3‐h5)≒0.28・V・ρ・(h3‐h5)
加熱コイル容量及び加湿器容量
加熱コイル容量及び加湿器容量は次式の計算式で求められます。 qhT=0.28・V・ρ・(h4‐h3) qhUT=0.28・V・ρ・(h5‐h4)
冷却塔容量
圧縮式冷凍機の場合は、冷却塔容量は、冷凍機における除去熱量に冷却水循環ポンプ動力の熱等を加え、一般的には冷凍機容量に対して1.3程度を乗じて求めます。 吸収式冷凍機の場合は、全冷却熱量は、冷凍機容量に再生器加熱量とポンプ動力を加えたものに等しく、一般に二重効用形の場合、冷却機容量に1.9程度を乗じて求めるのが一般的です。
冷却水量及び冷却水・冷水ポンプ
一般に冷却塔により冷却される冷却水温度は、外気湿球温度により変わってきます。(湿球温度は地方によって異なります。)一般的に冷却水出口温度と外気湿球温度差をアプローチといい、5℃程度とることが多いです。また、レンヂについても5℃〜6℃の範囲で選定しています。
オイルタンク、サービスタンクの容量
オイルタンクは、1日の使用量に貯蔵日数(7日〜10日)を乗じて求めます。 サービスタンクは、ボイラー最大燃料消費量に貯蔵時間(1時間〜1,5時間)を乗じて求めます。
エアコン冷房時の必要加湿量の求め方
◇算出手順 @冷却コイルの入口空気エンタルピを空気線図より求めます。 A冷却コイルの出口空気エンタルピを下記の計算式より求めます。 h3=h1‐(Hc・3600[kJ/kWh])/ G   =h1‐(Hc・3600)/(r・Q) B冷却コイルの出口空気温度、絶対湿度を空気線図より求めます。 C必要加湿量を下記の計算式より求めます。 L=G・(x1‐x3)・δ  =Q・r・(x1‐x3)・δ
必要送風量
必要送風量は次式の計算で求められます。 ◇冷房時 Q=3600SH/Cp・ρ(tr‐ts)  =SH/0.33(tr‐ts)